ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれているβ‐カロチンは、体内に入ると、必要に応じてビタミンAに変化します。
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サプリメントとしてビタミンAを過剰に摂取すると、肌荒れ、脱毛、吐き気、頭痛などの症状が出ますが、β‐カロチンは、体内の必要性に応じてビタミンAに変わるので、ビタミンAの供給源としてのβ‐カロチンの過剰はありません。
ただし、喫煙者では逆に、肺ガンのリスクが増えるとの報告もあります。
ビタミンAが欠乏すると、暗いところでものがよく見えなくなる夜盲症になるというのは、昔からよく知られている事実です。
また、ビタミンAは粘膜を強くして、皮膚や爪、歯茎などの健康を保ち、体外からの細菌などに対する抵抗力を強める働きがあります。
逆にビタミンAが十分に補給されないと、皮膚がかさつき、髪が傷み、爪がもろくなります。
まさに長寿と若返りのためのビタミンです。
さらに、β‐カロチンには強い抗酸化作用があり、活性酸素による発ガンを抑える効果があります。
細胞のDNAが酸化されると、間違えてガン細胞を作るような情報が新たに書き加えられてしまうことがあります。
事前に発ガン物質を作り出す活性酸素を還元してしまえば、細胞のDNAが酸化されることもなく正常な状態に戻り、ガン化する心配がなくなります。
特に肺ガン、胃ガンに予防効果があると言われています。
また、近年の研究では心臓病の患者にβ‐カロチンを与えると、悪玉コレステロールと呼ばれているLDLコレステロールの酸化により発生する血管の閉塞を防ぐ作用があり、心筋梗塞や脳卒中の死亡率が半減したという報告もあります。
心臓に疾患がある人は、かかりつけの専門医に相談して、β‐カロチン・サプリメントの投与を視野に入れてもよいでしょう。
この他、女性にとって気になるのが、β‐カロチンの皮膚に対する若返り効果でしょう。
皮膚に強い紫外線が当たると、組織を守る為にメラニン色素が多量に生成され、シミ・そばかすの元になります。
また皮膚組織の中のコラーゲンが酸化して、皮膚のターンオーバーに影響を与えて、シミのできやすい肌になるばかりか、シミ、たるみを作りやすいのです。
β‐カロチンの抗酸化作用は、その両方を抑えるので、皮膚をいつまでも若々しくキープすることができます。

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