サプリメントは食品に分類されるため、医薬品的な用法用量を表記することは許されていません。
「食後に3錠服用」といった表現ができないのです。
そうなるといつ摂ればいいかが分かりません。
しかし、成分によって消化吸収のタイミングが違うのは他の食品も同じです。
従って、基本的には食事と一緒か、直後に摂るのが無難です。
とはいえ、本来は成分の特性に応じたタイミングで摂取するのが望ましいのです。
食事から摂ったベータカロテンは小腸で必要に応じてビタミンAに変換され、吸収されます。
ビタミンDも脂溶性ビタミンですが、小腸でのカルシウム吸収を促進するので、カルシウムと一緒に摂るのがいいのです。
ビタミンKは脂溶性だがビタミンAやEに比べて体内の貯蔵量が少ないので、ビタミンCやB群などと同様、こまめに補給してやるのが良いでしょう。
ミネラルのマグネシウムは午後から夕方にかけて血液中の濃度が低下するので、マグネシウムと拮抗するカルシウムとともに、この時間帯に摂りたいものです。
マグネシウムの過剰摂取は下痢を引き起こすことがあるので、目安量を守って下さい。
では、サプリメントと一緒に飲むものは何が良いのでしょうか?
ビタミンやミネラルは、それぞれが連携して生理機能の調節に関わっています。
だから、サプリメントにも〈良い組み合わせ〉と〈悪い組み合わせ〉があります。
たとえば、ビタミンCやクエン酸は亜鉛や鉄などの吸収を促進しますが、鉄は銅の吸収を阻害します。
サプリメント同士の相性があるのです。
しかし、最も注意したいのは一緒に飲む飲み物です。
水道水には塩素が、お茶やコーヒーにはタンニンやカフェイン、ジュース類には保存料や着色料などの化合物が含まれています。

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